【夏目漱石】宜ござんす、差し上げましょう

夏目漱石の「こころ」を読みました。
予想外に一気に読んでしまい、なんで早く読まなかったんだろうと思いました。

なぜ、読もうと思ったのかというと、今道友信先生の「愛について」という本で紹介されていて、中古本で買って読んだのでした。

こころは、たしか高校の国語にあったと記憶していて、奥さんの「宜ござんす、差し上げましょう」という言葉だけが印象に残っています。

読んでいて、あれーこんなストーリーなんだと思いながらも、「宜ござんす、差し上げましょう」が近づいてくると、来るぞ来るぞ「キターーーーーーーーー」と嬉しくなりました。

最後の締めも、なにーここで終わりなんだとモンモンしてしまいました。
続きがあったら、読みたくなる終わり方です。